借りている畑は町田市小野路の別所という小さな集落の一角にあります。鎌倉街道から入る道は車一台がようやく通れる狭い道で、急斜面を縫うように登っていくと道の両側にポツリポツリと斜面にへばりつくように家が建っています。畑はそんな斜面の一部を切り開いたものです。
|
家から行くときは山の上から。
晴れていれば遠くに富士山が見えます。 |
|
右側に入ると畑です |
この狭い道は、以前は調布など多摩川以北の町と行き来する脇道だったようで、布田道と呼ばれています。調布に拠点のあった新撰組の近藤勇や沖田総司が小野路の小島家の道場へ通うのに使っていた道と言われています。
周りの風景も「現代」を感じさせるのは時々通る車くらいのもので、鍬を手にして畑を耕していると、江戸時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿