2013年2月11日月曜日

作付け計画の見直し

変わりダネのナス科の種を購入したこともあり、作付け計画を見直しました。概略を図に表すと下のようになります。この図は輪作図面にもなっていて、来年は緑赤ペアで右隣の作付けをします。上下2段になっているのは、それぞれ斜面の上下2面の畑に対応します。緑系が春夏作、赤系が秋冬作を表します。上下の畑全体の横幅に違いがあって、上段は幅1.2m通路30cmで8区画、下段は同じ幅の区画と通路で5区画取れるので、上段は2区画づつABCDの4つに区分し、下段は1区画ずつ5つに区分しています。ちなみに縦方向には8mほどあります。

そんなにたくさん区画があれば、輪作は簡単に設計できるかと思いきや、区画が多くなれば作りたい作物も増えるということで、決して楽ではありません。基本的な考え方は、上段の畑では、豆類、芋類などの長期間作物を、下段では果菜類、葉菜類などこまめに収穫するものを中心に植えています。上下は独立して輪作しているので、実質4または5区画の輪作です。連結すれば、もう少しいい輪作系があるかもしれません。ABCDEは右から左に並んでいますが、CとDが反転しているのは、初年度の作付けがうまく繋がらなくなってしまったためです。実際の畑ではABCDEの順に並んでいます。翌年は各区画で右隣の緑系野菜を育てることになります。何事も最初が肝心ですが、2年前には「やさしい輪作設計」の考え方がまだ完成していなかったのです。
さてこの作付けの課題は下段の畑です。変わり品種のナスやハラペーニョ唐辛子を購入したため、ナス科が2年または3年で回ってしまう設計になってしまいました。ナス科のコンパニオンプランツであるニラとの混植はもちろん、ナス科の合間にネギ、ワケギ、タマネギなどユリ科植物を入れることでなんとか連作障害を回避できないかと思っています。実際、腐葉土や堆肥、コンパニオンプランツを使うと連作障害は出にくいと書かれている書籍もあり、どの程度改善するのか見てみたいものです。農作物で稼いでいる訳ではないのでいろいろ試行錯誤ができるのが家庭菜園の特権ですね。

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