2013年4月28日日曜日

ソラマメの害虫

ソラマメの害虫はアブラムシ。肥料の量に関係なく必ず寄ってくると思っていいでしょう。背丈が伸びて下の方の花が実になる頃、一番上の成長点のところにアブラムシが寄ってきます。多分、実に栄養が集まって、成長点の防御が弱くなるのでしょう。
ちょっとピンぼけですが中央の黒いのがアブ虫の固まり。黒や緑色のものが多い。
アブラムシはたくさん集まると気持ち悪い、という以外は実害がないように見えますが、実はウィルスによる病気を媒介するので早く駆除する必要があります。牛乳スプレーという手もありますが、成長点の少し下から切り取って踏みつぶすのが簡単。上の方にも花がついていますが、ここに実がなることはありません。家庭菜園の本でも早めに切り落とすことを推奨しています。
先端を切り落としたソラマメ
もう一つの害虫はマメにつくガの幼虫です。成虫はどんなのかわかりませんが、ソラマメだけでなくエンドウでも良く目にする幼虫(青虫)です。

こちらも成長点の穂先から食べ始めるので、青虫がついた株にはアブラムシがつきませんが、放っておくとどんどん下の方へ降りてくるので、はやり放置はできません。なんだかんだで10匹はいました。
最後に、切り出した孟宗竹を4分割して杭を立て、倒伏防止の縄を張って終了。これから実がどんどん大きくなるので、活躍してくれると思います。

温室育ちの悲しい現実

種まき後のウリ類、決して順調ではありませんでしたが、ようやく双葉が出ていました。かなり気温も高くなってきたので、かぶせていた大きなビニール袋を昨日外したところ、強烈な日光であっという間に写真のように。復活は望めそうにありません(x_x)
右の大きな葉はカボチャの双葉。左下はハグラウリ。他の苗もあっという間にしわくちゃに。
やはり温室育ちは何事につけ軟弱体質!徐々に慣らしていかないと。。。
明日、再度種まきにチャレンジするか。

2013年4月27日土曜日

人参と雑草

普通種を追加播きした人参がたくさん芽を出しました。
4月16日に追加蒔きした普通種子の芽が出そろいました。奥は3月20日に蒔いたペレット種子の芽
ペレット種子は袋に入っている種の数が少ないですが、普通種子は1袋に多分3倍以上入っているでしょう。発芽率が低いと言われますがうまくいくと写真のように間引きが忙しくなるくらいの数です。人参は「共育ち」と言って、仲間と肩がふれあう程度に密生しながら育てるとうまく育つと言われます。その意味では、ペレットよりは普通種子の方がいいですね。何回か間引く手間はかかりますが。

ところで下の写真の左下に見える、ちょっとだけ幅広の葉は人参と良く似ていますが少し違います。大きくなるとすぐわかりますが、雑草です。以前はよくだまされて、人参のつもりで大事に育てたこともありました(^.^;

不思議なもので、種を蒔いた野菜の芽と良く似た形の芽が出て、育ててみると雑草だった、ということが、人参以外にもありました。野菜の芽に影響されて、性質の良く似た(同じ科の?)雑草が選択的に芽を出すというような現象があるのかもしれません。

ジャガイモと小麦

ジャガイモの芽が出て2週間近く過ぎました。今日は芽欠きと追肥をしたあと、土寄せを行いました。
まずは芽欠きから。太い茎の芽が1−2本ぐいっと出ている芋もありますが、中には5本かそれ以上出ているものもあります。芽欠きは茎の本数を減らし、茎にぶら下がる新芋の数を減らすことで、収穫の歩留まりとを芋の大きさを確保しようとするものです。
種イモによっては5−6本、芽が出ているものもあります。
3本を残してあとは取り除く
一通り芽欠きの作業が終わったら、追肥して土寄せです。
追肥はボカシ肥、発酵鶏糞、草木灰


小麦も穂が出てきました。ちょっと分げつが少なく茎も細いのでヒョロっとした感じですね。軽く追肥したあと株元に土寄せしました。



ウルトラな街

最近の徒歩通勤で一瞬祖師谷商店街を横切ります。この商店街、小田急の高架化で駅が新しくなった頃だったか、「ウルトラな街」、「ウルトラマン商店街」と呼ぶようになりました。商店街の先にあった円谷プロのウルトラマンにあやかろうということかと思います。

これまで何年も気がつきませんでしたが、昨日朝、通勤途上に商店街の一番はずれで発見しました。空を飛ぶウルトラマン!
円谷プロの方向に飛んでいますが、今やそちらに円谷プロはなく、いつまでも飛び続けるウルトラマン。
帰りにも新たな発見が!
なんと、商店街の街灯がウルトラマンの目。
商店街のはずれなので寂しい商店街のようですが、駅近くはもっとにぎやかです。誤解のないように。
それだけではないんです。昼間は気がつきませんでしたが、街灯のポールにウルトラマンの勇姿が見えます。照明付き!しかも1種類ではありません。


よく見るとちゃんと説明がついています

全体でいくつあるのかわかりませんが、あの名場面をもう一度見たいという方、ぜひ探してみてください。

2013年4月26日金曜日

通勤ウォーキング2

桜はもう散ってしまいましたが、5月末頃まではいろいろな花が目を楽しませてくれます。今日は、通勤途上の花をスナップしてみました。
こぼれんばかりに咲く黄色と白のミニバラ。木香薔薇という種類のようです。
様々な色の花を組み合わせたおしゃれな玄関
こちらも黄色いミニバラですが赤い花や葉もきれい
仙川沿いの堤防に植えられたデイジー(?)
雑草も負けていません!アスファルトの隙間から花を咲かせるアザミです

こちらは立派な門構えの庭に咲くシャクナゲ。鳥居が見えるのお稲荷さんですか?鶴川界隈でも古い農家には屋敷の中に祠がある家が多いです
外にもありました。大きなシャクナゲの木です。
すぐそばの農園の掲示板です。申し込めば収穫させてもらえるのでしょうか?
ネット越しに覗いてみるとトウモロコシが大きく育っています。我が家のはまだ5cmにも満たない。多分1月か2月に種まきして温室で育てているのでしょう。畝の間に切り藁が敷いてあるのは雑草除けですね。
農家の作付けや作業内容は、家庭菜園家にとっても勉強になります。明日はもう少し詳しく観察してみよう。

2013年4月23日火曜日

通勤ウォーキング

最近基礎代謝量が減ったせいでしょうか、体型がどんどんメタボになってきたため、通勤時はできるだけ歩くことにしています。成城学園前駅から仙川を超えて台地に上がったところに会社があるので、成城の台地から川に降りまた台地に上がるルートです。

毎日同じ道を往復してタイムを競うのもいいですが、もう一つ道のバラエティを楽しむというのもあります。急斜面は住宅開発が遅れるため、昔ながらの家や古い道が残っていたりします。わずかですが竹やぶや農地などの自然も見られます。タモリでなくとも坂道を探検したくなりますよね。毎日、朝30分の楽しみです。
仙川沿いに見える小さな祠。土台からすると斜面の工事に併せて建て替えられたのでしょうか。
まつられているのは古い墓石のようです
周りはきれいな花が咲きそろって
こちらは背の高い墓石。酒とっくりがそなえられ手いるところを見ると、故人はのんべいだったのでしょう。「天保。。。」という文字が見えました
何本かある坂の一つ。一昔前の成城・祖師谷界隈ですね
坂の途中に広大な畑。最近はさすがに少なくなりました。
ジャガイモの芽が出ています
こんな坂も
坂を上がったところには昔、ウルトラマンで有名な円谷プロがありましたが、今は土地を売却したのでしょうか、おしゃれな集合住宅が建っています。

2013年4月22日月曜日

トンボ凍える

昨日も朝から雨で一日寒かったですが、今朝はその影響もあって町田の最低気温は3度。地表では0度を下回ったかもしれません。ジャガイモの芽が霜にやられていないか心配です。

そんな寒い今朝、駅から会社まで歩く間にアスファルトにしがみついているトンボを発見!
地面にしがみついて暖を取るムギワラトンボ(春のシオカラトンボ)
あまりの寒さで、多分、太陽に暖められつつあるアスファルトでなんとか暖を取ろうとしていたのでしょう。触ってもほとんど反応がなく仮死状態でした。

ただそのままアスファルトにしがみついていると、車につぶされて本当に死んでしまいそうなので、とそっとつまんで道ばたのコンクリートの上に置いておきました。無事生気を取り戻すことを祈ります。

能舞台

昨日は川崎三曲有志会による箏・尺八のつどいに参加して演奏してきました。場所は川崎駅から5分ほどのところにある川崎能楽堂。

能舞台で尺八の演奏をするのは初めてでしたが、音の響きも良くとても雰囲気があって、気持ちよく演奏できました(自分の気持ちと演奏のできは必ずしも一致しません(^.^;)。
これは別の人の演奏風景
初体験の能舞台で勉強したことは、「能舞台は足袋以外では上がってはいけない」という不文律。裸足はもちろん靴下もだめ!

足袋は足裏の生地が厚く汗や油が吸収されるので足跡がつかないですが、靴下ではそうはいかない、ということでしょう。中世から連綿と続いている古典芸能、精神的にも物理的にも大切にしたいですね。

2013年4月20日土曜日

冬に逆戻り

今日は朝から我が家の子供たちのピアノの発表会。12時から21時までという長丁場でしたが、子供たちは自分の出番だけでなく、後輩、先輩、先生方の演奏もすべて最後まで完全制覇!

私は明日の尺八の演奏会に備えて一足先に失礼しましたが、外は雨が降り冬のような気候です。天気予報でわかっているつもりでしたが、予想以上に気温が低いようです。車の示す外気温は何と6度ですよ!

家に帰ると、大急ぎで野菜の苗を中に。トマトもナスも寒くなると葉っぱが閉じて上を向きますが、ケースの中を覗くと葉を広げていました。蓋をして出かけたのがよかったようです。
左からナスと枝豆・トウモロコシ、トマトと唐辛子、上はウリ科の種まきポット(まだ芽は出ていない)。右端はアボガド。
それにしても、収納ケースが窮屈になってきました。トマトは背丈も伸びて蓋に届いている苗もあります。なんとかしなきゃ。。。

トマトの苗を良く観察してみると、写真でははっきりわかりませんが、茎に近いところは黄緑色でトマトの葉の理想の色。つまり肥料の量がちょうどいいことがわかります。それよりも先は緑が濃く、少し肥料が多かったことを示しています。


多くの野菜では葉の色が窒素肥料の量を反映していて、黄緑色を基準にして緑色が濃いか薄いかで、肥料が多すぎるか切れている(つまり追肥が必要)かが判断できます。作物を上手に育てるためには、足しげく畑に通うことが重要ということですね。

2013年4月17日水曜日

ナスカの地上絵?

畑のことばかり書いていると「なすか」と入力すると「ナス科」と変換されてしまいますが、今日は「ナスカ」の話です。

先日、日本のどこかの大学がペルーのナスカで新しい地上絵を発見した、というニュースが流れていました。ナスカの地上絵と言えば、古代のペルー人が数10mあるいは百数10mのスケールで地表に様々な絵を書いていて、山のない平地にもかかわらずそれなりの高度から眺めないと形がわからないことから、古代ロマン、あるいは宇宙人との連携説など宇宙ロマンとして、一般の人の間でも根強い人気があり、学術的にも研究が進められています。

気候も良くなって、朝夕急行停車駅と会社の間を歩いていますが、その途中にこんなのを見つけました。アリが巣穴を掘ったときの土を地表に運び出したもので、言って見ればアリの路上アートです。が、よく見ると相似形の三角形を3つ重ねたような図形が見えます。

こちらは手前の点が薄くなっていますが、何となくハートをかたどったような。。。

写真を撮っている私はさしずめ宇宙人!

「アリは幾何学を理解する」
「アリには心(ハート)がある」

なーんて。どんな絵が見えてくるか毎日楽しみに歩いています。

2013年4月16日火曜日

人参追加蒔き

3月に蒔いた人参の発芽が思わしくありません。種まき直後に水やりを怠ったことと上からしっかり押さえなかったため水分不足となったこと、種まき溝が深すぎて上にかぶせた土が深すぎることなどが理由ではないかと思います。
見えている少し幅広の緑は雑草です。人参はほとんど識別できません(x_x)
このままでは夏の人参の収穫がおぼつかないので、昨日の仕事帰りに会社の近くにあるホームセンターに立ち寄りました。このホームセンターの種置き場はなんと屋根のない苗置き場にあり、種袋もホコリをかぶっているのでしょうか少しざらついています。袋も日が当たっているのか若干反り返っているようです。うーむ。種は高温、多湿、日照(紫外線)によって発芽率が悪くなります。こんな種の陳列は最悪!とは言っても勤務時間外にアクセスできる適当な種販売の店は他になく、仕方なく購入しました。

早速今朝、種を厚めにまいて上から土をかぶせ、しっかりと押さえた上で水をたっぷりと撒き、さらに乾燥防止のため上から不織布を掛け、と念には念をいれた次第。さてこれでどれくらい発芽してくれるか。。。

パン教室用野菜収穫

明日はこなとやさいパン教室の日なので、出勤前に畑に行って野菜の収穫です。

エンドウ。まだ背丈は低いですが、実は一人前。
ルッコラ。花芽がついてとうだちしているので、味は濃いめのゴマの香りとピリ辛。
 レタス類、購入苗のグリーンレタス、サニーレタスの一番外葉を残して葉を数枚ずつ欠き取りました。自作苗のレーヌ・デ・グラス、ハンサムグリーンはまだまだ小さいので、ほんの少しだけ収穫しました。味見をしてみましょう。
レーヌデグラス
ハンサムグリーン



2013年4月14日日曜日

里芋の植え付け

午後は里芋の植え付けです。里芋の種類は土垂(どだれ)です。このあたりでは石川早生という種類も売られていますが、芋のねっとり感は土垂の方が上ですね。きぬかづきで食べると特に美味しいです。

まずは、昨年末から今年の1月、畑の隅に埋めておいた種芋を掘り起こしました。畑を始めた10年ほど前からずっと里芋を育てていますが、あるときから種芋は毎年買わずに畑で取れた親芋をそのまま種芋として使っています。親芋は固くて食べられませんが、畑に植えるとひときわ立派な芽が出てきます。

芋を貯蔵してあった穴。深さ50cmくらい。芋の上に枯れ草を厚めにかぶせ、その上に少し厚めの盛り土をしておけば十分冬をこせます。


掘り上げた種芋の数は61個。その他に採り忘れた芋が10個ほど見つかりました。
掘り上げた親芋は写真のように昨年収穫した小芋に比べて3−4倍の大きさがあり、すでに大きな芽も見えます。ただし下半分は昨年植えた種芋の名残がついていて雪だるまのように見えます。このように種芋から出た芽は、種芋と根からの栄養分で成長し、種芋の上に新しい親芋を作ります。

畝はジャガイモと同じく、2区画に3本と、昨年よりも1本減らしています。60個の種芋を植えるとすると、8mの畝に20個、40cm間隔です。なお、種芋の大きさがバラバラなので、芽の深さがほぼ一定になるように芋を横に寝かせて植えています。なお植える前に元肥として鶏糞と堆肥を入れておきます。

足を逆ハの字にして左右から土を寄せながら、3回行き来すると

できあがりました(^.^)