2013年5月26日日曜日

春の畑の草花

畑はいま春の草花が花盛り。多くは1cmに満たない小さな花ですが、存在感があります。
小さい花ですが、マゼンタ色の花が密生しているときれいです。

六片の花びらの幾何学性がきれい。名前はわかりません。葉はスミレ系でしょうか。
カタバミ。クローバーのような葉っぱで、しばらく放っておくとどんどん増えて困ります。
これは良く知られたドクダミです。その名前と匂いからは連想できない白い花ですね。
畑の隅に残ったシュンギクの花。いつ見てもきれいです。モニタによっては少しオレンジ系の黄色に見えているかもしれませんが、実際は真っ黄色です。
これは畑帰りの道ばたで見つけたアザミの綿毛。



2013年5月25日土曜日

初夏の珍客

レタスはアブラムシをさけるためトンネル栽培をしています。大きな穴が開いている部分もありますが、外から大きな虫はほとんど入ってきません。ところが、なぜかレタスの下に珍客がいました。こいつです。
レタスの株を根元で切って収穫したところ株の下でこの黒い固まりがダンゴムシに取り囲まれて弱々しく足を動かしていました。まるでダンゴムシにいじめられているよう。どこから来たのでしょうか?はさみと頭の形からノコギリクワガタのようです。町田は自然がいっぱい!

レタス(ハンサムグリーンとレーヌデグラース)

2月に種を蒔いて育てたレタスが大きくなってきました。すでにパン教室では使っていますが、本格的に食べられる大きさです。
ハンサムグリーン。とげとげの葉は痛いほどではありませんが、パリッとしています。
レーヌデグラース。中心部が巻いてきました。玉になるのでしょうか?


バジルとトマトの混植

家で種をまいたバジルはなかなか大きくならないので、先日ビーバートザンで苗を買ってしまいました。本日はその苗の移植作業です。

一鉢に10本くらい芽が出ていたので、4鉢の株を小分けにしてすべてのトマトの間に植えました。
ところで一株、虫にやられているトマトがあります。茎に穴が空いています。穴の部分を詳しくみてみると株先に向かって中心部が3cmほど食われていました。多分芯喰い虫の仕業でしょう。普通はもう少し暑くなってから出てくるんですけど。。。他の株の脇芽が大きくなると芽欠き(芽を取る)をするので、この場所にさすことにしましょう。

トマトの成長の様子です。
これはアイコです。細めの茎が黒っぽい毛で覆われているのが特徴。1段目の花が咲き、2段目もつぼみがついています。

これはシシリアンルージュ。茎はアイコに似ていますが、少し太めで葉もやや幅広ですね。すでに1段目に実がついています。盛んに脇芽をだして力強く成長しています。ソバージュ栽培(放任)でいくつもりですが、弱い脇芽は少し整理しました。
これは中玉のサンマルツァーノ種。写真ではわかりにくいですが、アイコやシシリアンルージュに比べると茎がやや太く色も黄緑色です。こちらも大変樹勢が強く脇芽の出が旺盛です。
 大玉の麗夏のアップ写真がありませんが、上から2枚目の写真にあるようにやや弱々しい育ちですね。何が原因だったかわかりませんが。。。

2013年5月22日水曜日

ジャガイモ害虫2

ジャガイモの害虫はニジュウヤホシテントウと以前に書きました。最初に成虫が飛んできて、いつの間にか卵が産みつけられて、どんどん増えていきます。

今日、久しぶりにジャガイモの区画を見て回りましたが、かなり害虫に食われているカブがあります。葉っぱの裏から葉肉がかじられ表皮一枚だけ残っているので、向こう側が透けて見えます。

葉をめくってみると、いました!ニジュウヤホシテントウの幼虫です。写真ではわかりにくいですが、この幼虫は体の表面がトゲトゲになっています。普通のテントウ虫の幼虫がトゲなしのダンゴムシに似た外形(ただし外皮は柔らかい)なのと大違い。写真の幼虫は黒っぽいですが時には黄色い体にトゲが生えている場合も。
ていねいに葉の裏を見てみると、黄色いつぶつぶが見えます。これがニジュウヤホシテントウの卵です。放っておくと幼虫が大発生しますので、見つけたら軍手の指ですりつぶしてしまいます。
ジャガイモの葉はまだ小さめですが、もう花が咲いている株もありますね。肥料は十分でしょう。入れるとしても、根菜用にカリの草木灰がいいでしょう。
ところで別の害虫がいるようです。下の写真はその被害です。地面すれすれのところで茎がかじられ、切り離されています。いわゆる「根切り虫」というやつです。切られた茎がしおれていないところを見ると、かじられて間もないようです。根切り虫はすぐ近くの土に潜っていることが多いので、かじられて間もない場合は近くの土の表面を薄く掘り返すと丸まっている虫を見つけることがあります。

間引き菜

明日のパン教室に向けて、サラダ用の野菜を調達に畑に行ってきました。レタスを中心に早穫りの赤タマネギと、人参とカブの間引き菜です。



2013年5月18日土曜日

ゴマ、落花生、オクラ種まき

ゴマは既にポリポットに種まきしてありますが、かなり余ってしまったので、思い切って麦の畝と畝の間に蒔いてしまいました。麦の収穫はおよそ1ヶ月後でしょうか、その頃には10cmくらいの大きさにはなっているでしょう。少しだけ元肥を入れて鍬で軽く土と混ぜ、厚めにゴマを条播きしたら足で土を掛けながら踏みつけておます。写真を撮るのを忘れましたが。

ナスのコンパニオンプランツとして、落花生の種を蒔きました。すでにニラを根元に沿わせてありますが、これはニンニクの根から出る成分で病気を防ぐもの。ナスは水を欲しがる野菜なので、落花生をグランドカバーとして育て、水分の蒸発を抑えます。また落花生もマメ科植物なので、根に寄生する根粒菌が空気中の窒素を固定してナスに肥料を提供してくれます。

ナスの株の間に2粒の落花生
 最後はオクラ。丸オクラとおまけでもらった赤オクラの種を蒔く予定でしたが、見当たらずとりあえず丸オクラの種を。オクラの実は大きくなりすぎると固くなるので1カ所に3−4株まとめて育てると成長の勢いが少し抑えられて固くなりにくいようです。丸オクラはそれほど心配は要らないようですが、一応それにならって人参の区画の空きスペースを利用して1カ所に4粒ずつ20cm間隔でまきました。

ニンニクの芽

しばらくニンニクを見ていませんでしたが、写真の通り草がいつの間にかニンニクよりも高くなりそうな勢いです。それと茎から長い鶴の首のような形のものが出ています。これが中華料理などで食べるニンニクの芽です。この芽は本体の養分を奪ってしまうので、あまり大きくならないうちに切り取ってしまった方がいいようです。ということで草取りとニンニクの芽採り。
 結構な量のニンニクの芽が採れました。


2013年5月17日金曜日

里芋発芽

今日はパン教室、ということで朝、材料を調達に畑に行ってきました。ざっと見てソラマメ少々と赤タマネギの大きめのを抜いて帰ってきましたが、ようやく里芋が芽を出し始めました。種芋を植えたの4月14日なので、1ヶ月超ですね。というよりも温度でしょうか。最近日中に25度を超える日が多くなりましたから。
出そろってきたら追肥と土寄せをしたいと思います。

ところで、トマトの下葉が枯れていると以前書きましたが、同じような枯れ方の葉を見つけました。
これは枝豆(大豆)。トマトと同じように葉の一部が白く枯れています

こちらは葛(カズラまたはクズ)。雑草ですが病気の成り方は同じですね。
 ナスとトマトも見回りました。順調ですが、ナスは葉っぱが柔らかいせいか、バッタとおぼしき虫に食べられた跡が見えます。小さい苗の段階であまりいじめられると成長が遅れます。

2013年5月16日木曜日

ゴマの種

昨年末、畑に一本残ったゴマから苦労して種を取りましたが、それをどこにしまったのか、行方不明になっています。やむなく新たに買ってきました。白胡麻。ゴマは5月から6月上旬にかけて種まきできますが、前借りてた畑のばあちゃんに言わせると、5月にまくと脇芽が出て、収量が多くなるということです。

ところが、ゴマも植える場所がない!麦のあとに植える予定ですが、収穫は6月中旬まではかかるでしょう。ということで、やむなくポリポットに種をまくことにしました。併せてインゲンも。これは場所は決めていませんが、キュウリと同じ区画で支柱を共用することを考えています。。。
手前の4連結ポットはサツマイモ苗の入っていたもの。インゲンの種を蒔きました。
上の5cm径のポットはゴマ。種が小さいので少し多めに蒔いてあります。

サツマイモのポット苗

サツマイモはツルの先端を30cmほどを切り取ったものを土に挿しておくと根が出てツルがどんどん伸びていきます。従って「サツマイモの苗」という言うよりも「サツマイモの挿し芽」と言った方が良いのかもしれません。

先日の土曜日、ビーバートザンでは大売り出し中。コメリでは1週間前にはもう売り切れ。ちょっと早すぎるでしょう。。。三重の実家では私の爺さんがいつも梅雨の頃、カッパを着てイモの芽を挿しに畑に行っていたように記憶しています。

新しい畑に移ってから収穫が思わしくないですが、今年もニンニクの後にサツマイモを育てる予定です。ただニンニクの収穫までにはまだ数週間かかるのではないかと思います。売られている切り苗を見ながら「今買ってもねぇ。。。」と思っていたところに目に入ってきたのがポット苗。思わす4連結のポット苗を3個買ってしまいました。

今朝早起きして、植えようとポットを良く見たら、なんと3つのうち1つは紫イモの苗。瓢箪から駒、じゃなくて、不幸中の幸い、でもなく、間違ってラッキー。早速、連結ポットから大きなポットに植え直しました。根が落ち着いたら肥料を入れて、挿し芽用の苗を切り取るつもりです。

ところで、今日通勤途上で石井農園をのぞいてみると、あら、もうサツマイモの挿し芽が済んでいました。それにしてもすごい量です。これは。。。

2013年5月12日日曜日

忙しい一日

まだまだ作業は続きます。ジャガイモの土寄せ、前回は片側だけの土寄せだったので、今回反対側に追肥して土寄せしました。

ショウガの種芋を植え付けました。里芋の区画の隅にと思っていましたが、里芋がまだ土寄せできていないので、麦の区画の端に大型の近江ショウガと筆ショウガとしても食べられる小型の三州ショウガを植え付け、上から草を掛けておきました。これは乾燥防止と雑草抑制が目的で、地元の農家から教わったものです。ショウガは乾燥に弱いのと雑草に覆われてしまうと見分けがつかなくなるためです。

トマトのその後

トマトの苗が立ち上がってきたので、支柱にシュロ縄で8の字固定しました。風が強いとどうしても横に振られて苗にストレスがかかります。少し強引ですが、シュロ縄で苗の方向を固定してやると、揺すられることがないのでストレスが減ります。
それにしても、麗夏の苗が弱々しいですね。苗のときから成長が遅かったですが、畑に植えたとたん、下の方の葉の一部が枯れてきました。トマトはよく疫病にかかることがありますが、暗褐色に枯れるというよりは白く枯れています。ちょっと調べてみないと。。。
また、苗によっては窒素肥料が不足して、葉が黄色くなっているものもあります。肥料が足りなさそうなところにスコップで穴を開けて、ボカシ肥を入れておきましょう。

根元にスコップで穴を開けてボカシ肥を追肥します


ソラマメ試し穫り

ソラマメがいよいよ大きくなってきました。太くなって完全に下に垂れ下がっています。まだ鞘が黒ずんでいないので少し早いかもしれませんが、試し取りしました。

早速、夜のビールのおつまみで頂きました(^.^)

草イチゴ発見!

午前中、ナスの作業をしている途中で畑の周りに赤い実がなっているのを発見しました。
昼ご飯に帰って娘に見せると、インターネットで調べて「草イチゴ」と判明。甘みがあり食用です。 確かに口に含むとラズベリーほどの酸味はなく、ほんのりと甘みを感じます。ジャガイモ区画にはたくさん芽が出ていましたが、実には気がつきませんでした。よく見てみると畑の周りのあちらこちらにたくさん実がなっています。


午後から家族で畑に出かけて取りました!ジャムにするか、ケーキやアイス用に冷凍して保存するか、あとはこなとやさいさんにおまかせ。

ナスの苗植え

今日はナスの苗を植えます。昨日の雨も上がって暑くなってきました。

苗は日本の中長ナスとイタリアのナス・ローザビアンカ。まだ背丈20cm強というところで、花芽は見えませんが多分次の芽が花芽ではないかと思います。

 植える場所は、昨年ナスを半分植えた区画の残り半分の約4m。昨年秋からワケギを植えていましたが、すでにすべて倒伏していましたので、まず抜いて天日干し。まだ真ん中にはタマネギの残り苗が植わっていて、今日抜くのはちょっと早いので残したまま、両サイドに植えることにしました。
ワケギを抜いて草木灰と鶏糞をまいて耕したところ
残り苗の赤タマネギはまじめに肥料を入れていませんでした。ピンポン球レベル。
苗を並べてみると、50cm強の間隔でナス7本、唐辛子2本。トマトと同じくちょっときつめですが、剪定を上手にすればなんとかなるでしょう。

ナスの苗は移植にデリケートで、これまでの経験では根付いて成長するまで時間がかかったり、途中で枯れることもありました。今回は鉢穴の底にボカシ肥を一握り入れ土をかぶせた上で、たっぷりと水を含ませた苗を、根鉢を崩さずに植えました。スタートダッシュ良く育ってくれることを祈りましょう。それに、モノの本によると深植えも禁物だそうです。深く植えると根が冷えるというのもあるでしょうが、トマトと違って茎が深く埋まることは好まないようです。

ナスにもコンパニオンプランツのニラを共植えするのを忘れていました。ナスの根鉢の近くを掘り、ニラを植えておきます。
左はニラの株
最後に、竹やぶから笹竹を拾ってきて仮支柱を立て、シュロ縄で苗を縛っておきます。苗の茎はまだ柔らかいので、ゆったりと8の字巻きで。