2013年5月22日水曜日

ジャガイモ害虫2

ジャガイモの害虫はニジュウヤホシテントウと以前に書きました。最初に成虫が飛んできて、いつの間にか卵が産みつけられて、どんどん増えていきます。

今日、久しぶりにジャガイモの区画を見て回りましたが、かなり害虫に食われているカブがあります。葉っぱの裏から葉肉がかじられ表皮一枚だけ残っているので、向こう側が透けて見えます。

葉をめくってみると、いました!ニジュウヤホシテントウの幼虫です。写真ではわかりにくいですが、この幼虫は体の表面がトゲトゲになっています。普通のテントウ虫の幼虫がトゲなしのダンゴムシに似た外形(ただし外皮は柔らかい)なのと大違い。写真の幼虫は黒っぽいですが時には黄色い体にトゲが生えている場合も。
ていねいに葉の裏を見てみると、黄色いつぶつぶが見えます。これがニジュウヤホシテントウの卵です。放っておくと幼虫が大発生しますので、見つけたら軍手の指ですりつぶしてしまいます。
ジャガイモの葉はまだ小さめですが、もう花が咲いている株もありますね。肥料は十分でしょう。入れるとしても、根菜用にカリの草木灰がいいでしょう。
ところで別の害虫がいるようです。下の写真はその被害です。地面すれすれのところで茎がかじられ、切り離されています。いわゆる「根切り虫」というやつです。切られた茎がしおれていないところを見ると、かじられて間もないようです。根切り虫はすぐ近くの土に潜っていることが多いので、かじられて間もない場合は近くの土の表面を薄く掘り返すと丸まっている虫を見つけることがあります。

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