夏が旬の蛸釣りに江ノ島に行ってきました。
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メインの釣り場は江ノ島のマリーナ側 |
蛸釣りは普通の釣りと違ってさおを使わず手釣りです。木枠に巻いた太目の渋糸の先に、大型のフックが2本ついた蛸テンヤをつなぎ、カニを縛って沈めます。海底についたら、テンヤが底から浮かない程度に5-6cmほど糸を上げ下げする動作(「小突く」と言います)をひたすら繰り返す単純作業。
そのうち上下する手に重みを感じたら蛸がちょっかいを出しているかも。しばらく手の上下を続けているとずっしりと重くなります。そうなったらしめたもの。手を目いっぱい伸ばして糸をつかみ思い切りあわせを入れ、糸を手繰り寄せます。ところがどっこい海草が引っかかっているだけ、ということもしばしばです。うまくいくと蛸が大きく足を広げて抵抗するのを手で感じられ、糸を手繰るのが快感ですが、手繰るリズムをくずして糸をゆるめてしまうとバラシてしまうことも。
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蛸テンヤにえさのカニを縛り付けたところ。右側に大きなフックが見えます。 |
最初の釣り場はぜんぜん駄目で江ノ島マリーナの岸壁の近くでしばらく流しました。船頭いわく、「今日は朝のうち引き潮なので蛸は食わない。潮が満ちてくる後半勝負」とのこと。小型が多いお土産釣り場で時間をつぶすとのことでした。たしかに1杯目は200gくらいの超小型。
ところが次に私に来たのが超大物で、釣り上げた後計量するとなんと2.7kg!結局これが本日の大物賞(^.^)
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一度腕に絡まると引き剥がすのが大変! |
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100円ショップの洗濯物袋が役に立ちます。 |
勝負の後半では大中小取り混ぜて船中にぎやかでしたが、私は1杯目より少し大きめのを追加しただけで終了。2杯目の蛸が超大物なので私としては大満足です。私の友人も後半で中型が釣れて計3杯。なんとかお土産になりました。
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下船後の記念撮影 |
帰宅後、ワタだけとってビニール袋に入れて冷凍庫へ。明日料理します。